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いくら商売とはいえ10万円以上で「SIMフリーiPhone4S 16~32G」を売るのはボッタクリと言わざるを得ない

日本のケータイショップやインターネットオークションでは、iPhone4SのSIMフリー(SIMアンロック)版が、10~15万円などの高額な価格で販売されている。
しかし、今回アップル社は公式にSIMフリーのiPhone4Sをイギリスで販売しており、北米でも2011年11月から販売を開始する。
しかも良心的な低価格で販売しているのをご存じだろうか?

「SIMフリー版のiPhone4Sが欲しい」と思って、日本のケータイショップやインターネットオークションで購入を考えている人は、少しだけ考える時間を持とう。
この記事を読んでから買っても遅くはない。
まず、海外で売られているSIMフリーiPhone4Sの公式価格を皆さんにお伝えしよう。

【北米SIMフリーiPhoneの公式価格】
iPhone4(8GB) 549ドル / 42200円
iPhone4S(16GB) 649ドル / 49800円
iPhone4S(32GB) 749ドル / 57500円
iPhone4S(64GB) 849ドル / 65200円
※1ドル76.78円で計算(2011年10月18日)/ ネット購入時は国内送料無料

【英国SIMフリーiPhoneの公式価格】
iPhone4(8GB) 429ポンド / 52000円
iPhone4S(16GB) 499ポンド / 60000円
iPhone4S(32GB) 599ポンド / 72500円
iPhone4S(64GB) 699ポンド / 84800円
※1ポンド121.35円で計算(2011年10月20日)/ ネット購入時は国内送料無料

イギリスも北米も、オンラインストアで買うことができるし、店頭で買うこともできる。
ただし、国外への配送はしていないので、その国に住んでいる人や旅行者しか購入できない。
よって日本に居ながらにして購入することはできない。

そうなると日本のケータイショップやインターネットオークションで手に入れるのが日本居住者としては手っ取り早いが、いかんせん高額すぎる。
いちばん安い16GBのSIMフリーiPhone4Sを10万円以上の価格で販売している店もあり、すでにSIMフリー版を売っているイギリスから仕入れたとして、4~5万円もプラスされて売られていることになる。

北米で16GBを買ったとしても49800円であり、10万円前後という価格がどれだけ高額なのかがわかるはずだ。
よって、そういう店での購入をオススメできないのが正直なところである。
なら海外から買えばいいかも? と思った人は鋭い。
日本人が日本以外のショップやインターネットオークションから購入する方法は、以下の3つがある。

・イギリスや北米の知人に代行して買ってもらう
イギリスや北米に住所を持っている人がいれば、彼らにオンラインで買ってもらって、日本に送ってもらうことが可能である。
もちろんオンラインショップじゃなくても店頭で購入できるので、自分の代わりに買ってもらって日本に送ってもらうのもいいだろう。
そうすればほんの少しの手数料、または無料でやってくれるのではないだろうか? 
つまり、本体代金と送料だけで購入できることになる。 ・旅行したときのついでにアップルストアの店頭で買う
イギリスや北米に旅行した際に、アップルストアの店頭で購入することもできる。
もちろん在庫がないと買えないが、その国の国民じゃなくても誰でも購入できるので、観光ついでにアップルストアに寄ってSIMフリーiPhone4Sを買って帰ることも可能だ。
そうなると本体価格だけで買えることになり、いちばん最安値で手に入る。

・eBayで落札して日本に送ってもらう形式で買う
海外のインターネットオークションサイト『eBay』で購入すれば、日本のケータイショップやインターネットオークションで購入するよりも数万円安く手に入る。
手数料や配送料をプラスしたとしても、7~8万円で16GBのSIMフリーiPhone4Sが手に入る。
現在出品されているSIMフリーiPhone4Sのほとんどはイギリス版で、だいたい7万円前後で取引されている。
そこに送料をプラスして8万円ほどで日本に配送してもらえる。2011年11月にはイギリスより安い価格で北米版SIMフリーiPhone4Sが発売されるので、さらに『eBay』のオークション価格が下がるだろう。
記者の予想では、16GBが6万円ほどで落札できるのではないかと思っている。

「欲しいけど今すぐ欲しいというわけではない」という人は、悪いことは言わないのでもう数週間待とう。
11月には世界中にSIMフリーiPhone4Sが広まるので、どんどん価格が下がって日本のケータイショップやインターネットオーションでも買いやすい価格になるだろう。
『eBay』で買うならなおさら安くなるはずだ。

もちろん、ケータイショップやインターネットオークションの出品者がいくらで売ろうと自由だ。
10万円でも15万円でも欲しい人がいれば買うだろうし、価格の規制なんてできるはずがない。

ここで言いたいのは、消費者からすると10万円を超す価格は「手間を考えたとしてもボッタクリにしか思えない」ということである。
「嫌なら買わなければいいではないか」と店に言われれば「確かにその通り」としか言いようがないのも事実である。
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