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Appleがスマートフォンの画面ロック解除法を特許取得

今年6月にAppleがマルチタッチに関する広範な特許を取得し、AndroidやWindows Phoneなどの競合プラットフォームへの影響が懸念されることとなりましたが、今度はスマートフォンの画面ロックを解除する方法に関する特許を取得しました。

アメリカ特許商標局の公式ページによると、現地時間の2011年10月25日付けでAppleが出願した画面ロックの解除方法に関する特許が認められています。

今回Appleが取得した特許は非常にシンプルなもので、まず画面上に表示されたパターンを指でなぞると画面ロックが解除され、メニュー画面が表示されるという内容です。

あまりにもシンプルな内容の特許ですが、問題はこれが特許として認められたことで、AndroidやWindows Phoneといった他のプラットフォームが採用している同様のロック解除方法すべてに影響を及ぼすとみられる点。

すでに特許を用いて競合するプラットフォームに圧力を加える流れは生まれており、マイクロソフトは自社の特許を駆使して、大手メーカーのSamsungやHTCがOSにAndroidを採用したスマートフォンを1台売るごとに特許料を支払うように要求しています。

つまり今回のAppleによる特許取得は、ただでさえ訴訟が相次ぐスマートフォン業界に知的財産権をめぐるさらなる闘争をもたらすことに繋がりかねないわけです。
>>Gigazine
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