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au版iPhoneで395万円請求!!? 迫りくるパケ死の恐怖

パケット定額サービスを利用していたつもりで安心して、スマホを使っていたのに実は適用されていなかったら……。
目が飛び出るような金額を請求されることは、ヘビーユーザーでなくとも想像するだに恐ろしい事態だ。
しかし、実際にau版のiPhone4sで約395万円請求された人物がいることがツイッターの投稿で明らかになった。

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かつて、携帯電話でネットを使いすぎて、高額請求される"パケ死"が問題となったが、その悲劇がスマートフォンで再び浮上してきている。
iPhoneに限らず、スマートフォンを契約する際には、必ずパケット定額サービスを利用するよう勧められ、半強制的に入ることになる。結果的にはそれがもっとも通信費が安く済む手段なのだが、どこで知識を得たのか、「Wi-Fi接続だけなら通信料金はかからないんでしょ?」と執拗にパケット定額を拒んで店員に食って掛かるおじさんを新宿の某家電量販店の契約カウンターで見たことがあるので、どうにか安くしたいと考える人は多い、ということなのだろう。
「そういう使い方も理論上はできなくはないけど、もしWiFi接続が切れて3G回線接続になったときの保証はできない」と必死で説明する店員が可哀そうだった。

もっとも、これは複雑な料金体系にも問題がある。
つねに一定量の金額が請求されるフラット定額と2段階制のダブル定額はソフトバンク以外のキャリアに用意されている。
さらに、たとえばテザリングをすると、パケット定額であっても利用量によっては最大2倍ほどの1万円程度の通信料を請求される。
しかし、ドコモのXi(クロッシィ)の場合はテザリングもデータ通信量が規定を越えなければ通常のデータ使用料に含まれる、という例外ルールも存在しており、Xiのつもりでテザリングしたら倍額請求された……なんてケースも今後出てくるかもしれない。

もう1つ問題となっているのが海外での接続だ。
海外でスマートフォンなどでネット通信する場合、日本で利用しているキャリアと契約を結んでいる当該国のキャリアとローミング接続することで、規定の料金でパケット定額が適用される。
しかし、現状ではauのiPhoneでは、キャリアが自動で選択されてしまうため、契約しているキャリアを選択できない場合があるのだ。
この場合は定額プランが適用されず"パケ死"の可能性もある。

筆者はGalaxy S2を使っており、先日、上海に行った際に1日2,980円のパケット定額を適用していた。
帰国してからすぐにデータローミングの機能をオフにしたのだが、3G通信が途切れると「サービスが利用できません」と中国のキャリア名とともに通知バーに表示されるので、「まさか今まで国内から中国に接続していたのか!?」と慌てて利用料金を確認する……ということもあった。
自分ではしっかりと対応したつもりになっていても、こういった表示にドキッとしてしまう。

冒頭の投稿者のその後のツイートによると、パケット定額が当月適用のはずが来月適用になっていたようだ、というのが真相のようだ。
契約時の担当者のミスであればおそらく修正されるであろう。
テザリングをはじめ、対応している端末であれば通常の範囲での使用で、いきなりこのような何十万円、何百万円もの高額請求されることはない。
しかし、海外での利用など、高額請求される危険がある場合は細心の注意をもって利用することを心がけたい。
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