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iTunes Matchを使う上で知っておくべき全てのこと

年間25ドル払えばiTunesや他で買った曲をクラウドに保存し、最大10台の端末で聴ける新サービス「iTunes Match」がアメリカで始まりましたね。

アマゾンやグーグルは無料でやってるサービスですし、楽曲を所有するという旧来のビジネスモデルの延長線上ではありますが、いつか日本上陸する日のために簡単にどんなものか導入手順をご紹介しましょう。


1. まずiTunes 10.5.1をここ(日本語版)でダウンロードしてインストールしてください。

2. 左サイドバーのStoreの下にあるiTunes Matchをクリック。クレジットカード情報で認証が必要な場合もあります。iTunes以外で買った曲は最大2万5000曲までしか保存できないので、アップル以外で入手した楽曲ライブラリがもっと膨大な人はiTunes Matchに投資する価値ないかも。

3. みなさまのコンピュータに眠ってる楽曲をスキャンして、iTunes Storeのサーバーにある曲とマッチング(照合)。何曲持ってるかによりますが、短くて30分、長い人は何時間も何時間も何時間もかかります。僕はiTunesで買った3000曲の同期に約1時間かかりました!

4. iTunesに合致する曲がないものだけアップロードして、ユーザーのiCloud利用アカウントに保存します。iCloudのスペース、そこにどれぐらいの曲を置きたいかによりますが、人によってはここが一番時間のかかるステップかも。照合済みの曲は再生できるので、それでも聴きながら待つことにしますかね。

5. iTunesを開いても大体はパソコンやライブラリにある曲が出るだけで、あんまり違いはわかりませんけど、昔の端末で買って行方不明になっていたiTunesの曲がプレイリストに突如現れて感動の再会なんてこともあります。

隣に雲の印が出ている曲は「iCloudのサーバーにあっていつでもダウンロードできる曲」。雲の外枠だけのマークは「あなたのコンピュータにはあるけどマッチングがまだの曲」で、iCloudのサーバーにはまだアップロードされていません。アイコンがついてない曲はローカルにもクラウドにも両方存在する曲です。

クラウドにあってコンピュータにない曲をダブルクリックすると、ストリーミングで聴けますが、これはダウンロードではありませんよ(=聴き終わるとローカルには残らない)。

6. 雲のマークをクリックすると、iTunesのダウンロード待ちリストに入って、ローカルのライブラリに追加されます。でも、ライブラリのマッチングは自動で行われてない感じなので、iTunes Matchライブラリ・スキャンは購入する楽曲の数にもよりますが、定期的に手動でやらないといけません。

7. さて、iOS端末でiTunes MatchをONにするには、Settings > Musicに行ってiTunes MatchをONに切り替えます。 警告:ONにすると、端末に既にある楽曲ファイルは全部消えます。要注意!

iTunes Matchがアクティベートされると、Musicアプリにクラウドにある曲が全部表示されます、その端末に保存されてるかどうかに関わりなく。嫌な人はOFFにしておけば、その端末に保存した曲だけ表示されますよ。

8. Musicアプリを開くと、マッチングが終わった曲が一斉に目の前に出てきます。雲のアイコンはiTunesで見たのと同じシステムで、雲のマークはいつでもダウンロードできる曲、雲ナシは遠隔でダウンロードできない曲です。 OTA(ワイアレス接続)でダウンロードした曲にも雲のマークがつかないので、ローカルに保存した曲とない曲の区別がつかなくて、ちょっとややこしい!

9.  クラウドにある曲を選ぶと、ダウンロードしながら再生します。曲の隣にあるグレイの雲アイコンをタップすると、再生抜きでダウンロードできます。一度に大量にダウンロードするときはプレイリストにダウンロードすると速いですよ。

10.  端末のローカルに保存した曲を削除したい時は、その曲の上で右にスワイプすると削除ボタンが出てきます。一件落着。
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