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アップル、次期OS「Mac OS X 10.8」をテスト中か

Appleがすでに次期バージョンのデスクトップOSをテストしていると、複数のブログが報じた。

Apple関連ブログのMacRumorsと9to5Macは、それぞれのアクセスログを掲載し、「Mac OS X 10.8」で動作しているコンピュータからのアクセス数が着実に増加していると伝えている。
両ブログによれば、OS X 10.8で動作するコンピュータからのアクセスが見られるようになったのは8月からだという。
サイトへのアクセス元がAppleの本社やその周辺地域であることから、OS X 10.8を使用しているのはAppleの従業員と見られる。

このことは、AppleがデスクトップOSの次期バージョンの開発に取り掛かっていることを示す決定的証拠だとは決して言えないものの、時系列的には筋が通っているように思える。
MacRumorsが指摘しているように、Appleは通常1年おきに新しいバージョンのOSをリリースしている上、アクセスログによると、「OS X Lion」で動作するコンピュータから同ブログへのアクセスが初めて見られるようになったのは2009年のことだった。
つまり、ソフトウェアのテストはリリースの約2年前から開始されていると思われる。

Appleが同じスケジュールに従っているとすれば、2013年のリリースを目指してOSのテストを今から行っているということになる。

それまでの間、OS X Lionの機能改良が行われる可能性もある。
9to5Macは情報筋の話として、「AirPlay」ミラーリング機能をOS X Lionに搭載する計画があると報じている。
その情報筋によれば、この機能を使用すると、テレビやプロジェクタに接続した「Apple TV」にデスクトップPCやノートPCの画面を無線で送信できるという。
AirPlayミラーリング機能は現在「iOS 5」に搭載されており、「iPad」などの画面をApple TV経由でテレビに映し出すことができる。

しかし、Appleの計画はそれだけではなさそうだ。
iOS 5のユーザー同士なら、「iMessage」を使って無料でインスタントメッセージをやりとりできるが、9to5Macの情報筋によれば、このiMessage機能をMac OS Xに取り入れる計画もあるという。
ただし、iMessageを「iChat」に統合するのか、スタンドアロンのアプリケーションにするのかはまだ決まっていないとこの情報筋は話している。
>>CNET Japan [スポンサーリンク]
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