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Apple曰く:弊社はCarrier IQを使用しない…ほぼ全製品で…今後は。

今週テクノロジー界はCarrier IQにいきり立っている。膨大な数のスマートフォンにプレインストールされて(かつ巧みに隠されて)いるモバイルデータ記録ソフトウェアだ。実際に何が記録されているのか、もっと重要なことに、果たして何がデバイス外へ送られているのか、未だ明らかになっていない ― しかし確実なことが一つ。みんなは嫌がっている。

議論が膨らむにつれ、企業はこの件から距離を置こうと必死になっている。つい最近、安全地帯に身を置こうと行動しているのが、Appleだ。

Appleの声明

弊社はiOS 5におけるCarrierIQのサポートを大部分の製品で中止しており、今後のソフトウエアアップデートによって完全に排除いたします。Appleに送られたあらゆる診断データについては、この情報を共有することを顧客が明示的に承認した場合に限られ、データは匿名で暗号化されて送信され、個人情報は一切含まれていません。弊社は、キー入力、メッセージ、その他いかなる個人情報も、診断データに記録しておらず、今後もその計画はありません。

つまり、〈そう〉、Appleはある時点ではCarrier IQをサポートしていた。しかしiOS 5以降はやっていない。少なくとも同社の殆どの製品では。そして他の多くの企業と同じく、キー入力、メッセージ他個人を特定する情報は送信されていないことを全員に請け合っている。研究者たちがこれまでに明らかにしたところ(およびAppleの上記声明)によると、Carrier IQは、iOSデバイスで診断オプションを手動でオンにした時にのみ作動する(このオプションはiOS 5以前は設定画面の奥深くに埋もれていた。iOS 5からは、初期設定時に提示される)。

未だにiOS 5でもこれをサポートして〈いる〉のはどのデバイスだろうか。みなさん以上のことはわれわれにも想像できない ― 少なくとも、この件にセキュリティー研究者たちが群がり、手にしたパケットのすべてをバラバラにするまでは。
>>TechCrunch Japan [スポンサーリンク]
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