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米マイクロソフト、iPad版Officeをリリースへ 価格は10ドル程度

マイクロソフトが iPad 向けに Office アプリをリリースする計画だと、The Daily が報じています。

記事によれば Office for iPad は同社のクラウドサービス Office 365 と連携するアプリとなり、当然ながら PC 向けの Office とのファイル互換性を持つとのこと。iPad と Office という組み合わせには違和感があるかもしれませんが、MS は以前から Bing などのアプリを iOS 向けに提供していますし(Skype も今や MS 傘下アプリです)、もちろん Office for Mac も古くからありますので、タブレット市場というか iPad 需要の拡大が今後も続くのであれば、同社が稼ぎ頭の Office をそこへ投入するというのは、ごく自然な流れです。

ちなみにオフィスアプリとモバイル環境という観点から見れば、MS は Windows Phone でモバイル向け Officeとも言うべき Office Hub を実現している一方、アップルは一足早く iOS 向けにライバルとなるオフィスアプリ iWork を提供しています。記事によれば、Office for iPad は業界標準に従って、10ドル程度の価格に抑えられる見込みとのことですが、あくまで iPad 向け Office という記述であり、iWork のように iPhone でも利用できるユニバーサルアプリとなるのか、iPhone にはまた別のアプリが提供されるのか、単純に iPhone は未対応 / 非対応となるのかは不明です。

ご存知のとおり MS は来年、Windows 8 のリリースを控えています。これに合わせて Metro UI に対応した次期Office こと Office 15 / Office 2012 も登場するはず。とすれば iPad 向けとあわせて、クラウド対応が進められた Office 環境の刷新となりそうです。記事によれば、Office 2012 は PC 向け、Mac 向けともに2012年末のリリース予定。iPad 向けはそれより早期のリリースが予想されています。
>>http://japanese.engadget.com/2011/11/29/ms-office-for-ipad/ [スポンサーリンク]
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