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S・ジョブズ氏にグラミー賞--全米レコード芸術科学アカデミー発表

すい臓がんで10月5日に死去した、Appleの元最高経営責任者(CEO)で共同創業者の故Steve Jobs氏にグラミー賞が贈られることになった。音楽の配信や購買方法を変えるのに一役買ったことが評価された。

 全米レコード芸術科学アカデミーは米国時間12月21日、Jobs氏に特別功労賞の1つである「評議員賞」を贈ることを明らかにした。

 同アカデミーは、Jobs氏について「音楽、テレビ番組、映画、書籍の購入方法を変える技術と製品を作り出すのに一役買った」と声明で述べた。「クリエイティブで先見性の明が際立ったJobs氏のイノベーションである『iPod』、そして、対をなすオンラインのiTunesストアは、業界や、音楽の配信および購入方法に変革をもたらした」(全米レコード芸術科学アカデミー)

 評議員賞部門の受賞式は、2012年2月11日に行われる。Jobs氏以外に同賞は、ミュージシャン、バンドリーダー、作曲家、アレンジャーのDave Bartholomew氏、レコーディングエンジニアでJohn Coltrane氏、Miles Davis氏、Thelonious Monk氏などのジャズミュージシャンらとの仕事で知られるRudy Van Gelder氏に贈られる。

 Apple自体も2002年に、音楽業界およびレコーティング分野に寄与したとして、技術部門でグラミー賞を受賞している。
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