米調査：iPadユーザーには金持ちが多い / ユーザーの40パーセントが年収800万以上

アップル社のタブレットPC・iPadは2010年の発売より累計出荷台数は5000万台を超えるとも言われ、世界で最も有名なタブレットPCと言っても過言ではないだろう。

アメリカのマーケティングリサーチ会社がiPadユーザーに関する調査を行った。その調査によるとiPadユーザーには年収800万円以上のお金持ちが多いことがわかったのだ。

iPadのユーザーについての調査を行ったのはアメリカのマーケティングリサーチ会社・NPDグループだ。

そのレポートによるとアメリカのiPadユーザーの40パーセントが年収10万ドル（約800万円）を超えていることがわかった。このお金持ち率は非iPadユーザーより26ポイントも高い。

この結果はiPadがあくまでメインマシンに対するサブマシンであるということ、そして価格のためではないかと考えられる。つまりiPadはその役割から経済的に余裕のある人だけが購入できるものだということだ。人気商品ではあるが携帯電話のように幅広く普及しているとまでは言いがたい情況のようだ。

だがユーザー間の経済格差は縮小の傾向にあるそうだ。理由としては機能の充実に伴い若者ではメインをタブレットPCに移行にする者も少なくないこと。また値下げにより非高所得層も購入できるようになったことも挙げられる。

現在の調査結果から見るとiPadはお金持ちの象徴だ。だが今後iPadの進化によってパソコンや携帯電話のように幅広く普及していくだろう。
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