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【速報】iPad商標訴訟の中国企業、破産請求受ける 困窮明らかに

速報 ― iPadの商標権を巡り、米アップルと係争中の唯冠科技深センが破産する可能性が生じたと、NNA.ASIAによって報じられています。

4日付財経網は、同社の債権者である台湾の保険大手、富邦産物保険股フン(富邦保険)が深セン市中級人民法院に破産請求を提出したと伝えた。中国の法律では、唯冠科技が破産手続きに入るとアップルとの訴訟は中断され、裁判所が指定した破産管財人による唯冠科技の財産整理後に再開されるという。

唯冠科技は富邦保険から多額の借り入れがあり、2010年11月に深セン市中級人民法院から富邦保険に868万米ドル(約7億970万円)を支払うよう命じられている。唯冠科技はiPad訴訟に勝訴して得た賠償金を債務償還に充てると主張しているが、富邦保険は「自社の償還能力ではなく説得力に欠ける」として受け入れない構えだ。


 世界的に注目されていた同問題ですが、ここにきてまさかの展開といったところでしょうか。まさか、アップルの賠償金をあてにして返済を計画していたとは…。中国パワー恐るべし。
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