Header Ads

消え行くOS X ここにもその明白な流れが1つ...

時代は移り変わる。時はiOSなのだ。

iOSの重要性と需要がどんどん高まり、今まで王者の地位にいたOS Xは隅へ隅へと。このままどんどん隅へ追いやられて、いつかは無くなってしまうのでは。そんな声もあがるOS Xですが、まんざら嘘ではないかもしれません。少なくともApple内に置いてその重要性がかなり低くなってきているのは事実のようです。

このページ1枚見ただけでもさ。
OS XのVP、MacテクノロジーのVPはどこに?

Appleのリーダー紹介のページに、ソフトウェア開発のVPであるクレイグ・フェデラーギ(Craig Federighi)氏の姿がありません。クレイグ氏は、OS Xの父であるベルトラン・セルレイト(Bertrand Serlet)氏が2011年の3月にAppleを去った後にVPに就任。が、未だにリーダーページにその顔がでていません。もちろん、クレイグ氏時代は彼がちゃんと登場していました。これはやはり、AppleのOS Xへのプライオリティが低くなったということです。
現在のAppleの主役は、iPhoneやiPad等のiOS端末。OS Xに今あるのは「過去の栄光」のみ。セルレイト氏がAppleを去ったのも納得と言えます。さらには、触れる端末、新しいハードウェアのデザインからも、OS XのiOS化が見られます。iOSは、新しく登場したOS Xのサブ的位置にはいません。サブどころか、OS Xを飲み込み、いつのまにか主流になっています。サブとして変わって行くのはOS Xの方になったのです。

OS Xは消えてしまうのか? いいえ、消えることはないでしょう。Macは、そしてOS Xはこれからも存在し続けます。しかし、その形はよりiOS化されるでしょうし、社内でのその勢力も縮小されていくでしょう。今までのOS Xと同じではいられないでしょう。Mountain Lionを見ても、iOS化が十分に伺われます。

ジョブズ氏が一足先に描いたのは、市場がタブレット端末に向う世界。そして今まさにそれが起きています。Appleだけではありません。Microsoftだって、Googleだってタブレット端末に大きな力を注いでいます。世界がタブレット端末に向うのであれば、それの火付け役であるAppleがiOSを最優先するのも当然のこと。

Appleの公式サイト、この1ページが語るのは実に大きなパソコン社会の流れの変化なのです。
>>ギズモード・ジャパン [スポンサーリンク]
Powered by Blogger.