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電子フロンティア財団、iPhoneなどの改変を許可するようアップルに要求

電子フロンティア財団(EFF)は米国時間5月29日に掲載したブログ投稿で、さまざまな制限があることを理由にApple製機器を「美しき水晶の監獄」と呼んだ。EFFは、ユーザーによる改変を許可するよう訴えた。

 EFFはAppleを非難し、改変したいと考えるユーザーのために同社製品のプラットフォームを公開するよう求めた。Appleを攻撃する今回の投稿は、冒頭で同社の共同創設者であるSteve Wozniak氏からの呼びかけを紹介しており、メディアの注目を集めるだろうが、EFFはモバイルコンピューティング版「権利章典」も提案した。

 EFFがApple製機器を「美しき水晶の監獄」と呼んだのは、同製品に広範な制限があるからだ。EFFは、ユーザーによる改変を許可するよう求め、Appleがそれを先導できると訴えた。

 こうした批判を展開したうえで、EFFはモバイル版「権利の章典」を提言している。改変者らで形成される極端な市場が限られている可能性があるとはいえ、このアイデアは興味深い。EFFは、ユーザーが以下のことをできてしかるべきだと提言している。

1.デバイスに任意のアプリをインストールできる。既存のプロプライエタリなアプリストアは廃止せよ。
2.管理者レベルで携帯電話のOSにアクセスできる。ユーザーは希望するOSを実行し改変することができてしかるべきだ。
3.OSを丸ごとインストールできる。そう、携帯電話で好みのバージョンの「Android」を動作させたり、「iPhone」にLinuxをインストールしたりすることができてしかるべきだ、とEFFは主張している。iPhoneにAndroidをインストールする? それがなぜいけない?
4.ハードウェアとソフトウェアの保証は分けられるべきだ。これについても、EFFは、AppleにiPhoneのロック解除を求めている。
>>CNET Japan [スポンサーリンク]
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