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米アップル、Intel製プロセッサからARMへの移行を検討

ブルームバーグは5日(現地時間)、アップルの開発に詳しい関係者の話として、同社がMac製品に採用しているインテル製チップ(CPU)を自社開発するARMベースのものに置き換える計画をしていると報じています。この話題は先月4日に報じられて以来、2度目です。

アップルは、iPhone 5などに自社開発のCPUを搭載しており、2008年に買収した半導体企業「P.A.Semi」の成果がようやく発揮されたタイミングでもあります。iPhoneやiPadには既にアップル設計のCPUが搭載されているわけですが、これらがMacにも拡大されるというのが今回の話です。ただし問題もあります。

インテル製CPUは「x86アーキテクチャ」に基づいたものですので、アップルが独自開発する「ARMアーキテクチャ」に基づいたCPUとは別物と考えて良いものです。以前、「PowerPC」ベースのMacから「Intel」へスイッチした際、ソフトウェア側で大きな変更を迫られましたが、同じ流れがもう一度繰り返されることになります。

十分に長いスパンをかけて移行のプロセスを歩んでいくものと思われますが、「OS X」と「iOS」が約10年以内に統合されることは不可避であることを考えると、妥当な選択といえるかもしれません。
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