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グーグル、「iOS」検索アプリを刷新--自社検索の利用増加を狙う

Googleは、「iPad」をターゲットとした同社検索アプリケーションの新しいバージョンをリリースし、「iOS」ユーザーに同社の検索機能を利用してもらうための取り組みを強化した。

 この新バージョンは米国時間11月21日、同社のユニバーサル版iOSアプリケーションに対する無料アップデートとしてリリースされた。
これにより、「iOS 4」以降を搭載するiPadユーザー向けにいくつかの新機能が提供される一方で、Google製アプリケーションはAppleの内蔵ブラウザ「Safari」とより激しく競合することになる。

 同アプリケーションには「Google Instant」が含まれるようになったため、入力の途中で検索結果の表示が始まる。
Googleは、この機能に同社の「Instant Preview」技術を組み合わせ、対象サイトを読み込む前にその概観を参照できるようにしている。
これらの結果は、一連のプレビューとして表示される。
これは、Googleが刷新した画像検索のカルーセル表示に似たもので、Appleの「Cover Flow」ビューでの音楽アルバムに対する操作と同様に、画像をスワイプして切り替えることができる。

 もう1つの大きな変更点は、ユーザーが現在表示しているページと検索結果を組み合わせて、横に並べて表示する点である。
Microsoftも、2011年に入ってリリースしたiPad向けの「Bing」アプリケーションにおいて同様の手法を採用しており、その表示結果は実質的に同じようになっている。
どちらのページも再読み込みすることなく、行き来して参照することができるため、非常に便利である。

 注目すべき他の改善点としては、Google独自の「Google+」などのソーシャルネットワークで共有するための「+1」ボタンや、参照しているページ上の単語や語句の検索が可能なページ内検索ツールの追加などがある。
内蔵のSafariブラウザで検索ボックスを使用しても同じ機能が実行できるが、それは、Googleが今回提供する機能ほど明示的なものではない。
>>CNET Japan
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