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iPhone 4Sのバッテリー寿命問題に悩んでいる人は、これを試そう

iPhone 4Sの発売から17日 ― iOS 5から19日 ― 、まるでアンテナゲートの狂気の再来のように、苦情の波が押し寄せている。
Erickが明確に指摘したように、iPhone 4Sは、通話時間8時間、3G回線でのインターネット利用時間「最大6時間」を約束していた。
あまりにも多くの人々 ― iPod touchやiPhone非4SでiOS 5を動かしている人を含む ― にとって、それは全く真実ではない。
しかし、希望はあるかもしれない。

まず、iOS 5は、法外にバッテリー寿命を縮めるバグを抱えている可能性がある。
カレンダーのバグと時間帯のバグだ。

カレンダー問題は、まだ今ひとつ明確になっていないが、Appleフォーラムで報じられている。
要するに、カレンダーアプリが有効で、通知センターでイベントが「ほぼ定常的に並べ直されている」とiPhoneの命を吸い尽くす。
唯一の解決は、残念ながら、通知センターでカレンダーアプリを無効にすることのようだ。

時間帯問題はしかし、解決したらしい(ただし、これも何かを無効化することで)。
iDownloadBlogのOliver Haslamは、われわれの多くと同じくiOS 5がiPhoneのバッテリーを食い尽くしていることに気付いた。
彼は、[設定]>[位置情報サービス]>[システムサービス](画面の一番下)> [時間帯の設定]で、各種位置情報サービスを無効化したところ、バッテリー寿命が倍になることがわかった。
Haslamによると、おそらくiOS 5には、位置情報を更新し、時間帯設定も更新するためにサーバーを四六時中pingするバグがあるらしい。

明確な理由なく不意にバッテリー寿命が縮む時、悪いのは大ていiOS 5の位置情報サービスである。
これによってアプリや他のサービスは、ユーザーの位置をずっと頻繁にチェックできるようになるが、多くの場合それは全く必要がない(例えばTapTap Revenge)。
[設定]>[位置情報サービス] に行くと、さまざまなアプリがiPhoneの位置情報を使っていることがわかる。
一部のアプリを無効化して、他を無効化しないでおくことが可能なのは、理由があるからだ。活用しよう。

[システムサービス]で、必要ないと思われるものを無効にするのもお忘れなく(そう、画面の一番下)。
[診断/使用状況]がその範疇に入るだろう。
あなたがiPhoneをどこでどう使ったかの情報をAppleに送るためだけのものだから。
無効にしたサービスはいずれも、いつでも元に戻せる。害はない。

メールは、ある特定の設定になっている場合は特に、バッテリー寿命を大きく縮める。
なぜならメールアプリは、ほぼ常にメールサーバーをpingするよう設定できるからだ。
多少でも緑色のバーを縮めない簡単な方法は、アカウント設定を調べて本当に必要なものだけを選ぶことだ。
メールの殆どがお得情報や本の新着情報だとしたら、本当に携帯電話にプッシュしてもらう必要があるだろうか。
できればプッシュを外し、もしアカウントがそれをサポートしていなければ、更新のタイミングをいじって、最新情報に遅れないか、電話を使えるかの適度なバランスを保とう。

Siriは多くのCPU時間を食うが、私はそれで彼女を消すつもりはない。
SiriはiPhone 4Sで最高の機能の一つであり、他の犠牲によって彼女を救うことが可能だ。

そして、もちろん基本はこれ:WifiとBluetoothを切り、画面の明るさを下げ、iPhoneを直射日光や熱から遠ざけること。
あとそれから、もしあなたのキャリアーがひどくて、どうせまともに電話を使えないという時は、機内モードをオンにするのもいいだろう。
そうすれば、必死で基地局を探すのをやめるので、本当に使える場所に行った時にずっと長く使えるはずだ。

結局のところ、この問題に対する応急措置や魔法の解決法というものは存在しない。
要は優先順位の問題である。
どのアプリ、どの通知、どの位置情報サービスに、あなたのiPhoneを早死にさせる価値があるのか?最終的にはあなたの決断だ。
少なくともAppleがiOS 5のアップデートをして、問題のほんのいくつかでも潰すまでは。
>>TechCrunch Japan
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