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アドビ、「Photoshop CS6」パブリックベータ版をリリース--動画編集機能を強化

「Photoshop CS5」のプレミアム版に詰め込まれている、いくつかの地味な動画編集機能を知らないからといって、自分を責める必要はない。

 しかし、Adobe Systemsが米国時間3月21日、「Superstition」という開発コード名の「Photoshop CS6」のパブリックベータ版をリリースしたことで、より多くの人が自分を責め始めるかもしれない。

 この新版では、より高価なPhotoshopの「Extended」版の動画機能を標準版にも採用し、Photoshopのトーンおよびカラー調整の適用といった編集機能を追加している。そして、この新ツールはAppleの「QuickTime」に依存する代わりに、本格的な動画ツールである「Premiere Pro」向けに多様な動画フォーマットを処理する「Adobe Media Encoder」など、「Creative Suite」に含まれるAdobeのテクノロジを利用する。

 今回のPhotoshopの動きは、これまで動画を撮影した経験がないかもしれない消費者への動画テクノロジの広がりを示すものだ。

 新しいPhotoshopには、ほかにも次のようなさまざまな新機能が含まれている。

・画像が移動されたり、消去されたりしたときに残った欠落部分を埋める、より洗練されたツール
・フォーカスを1カ所、または複数カ所に限定したり、チルトシフトレンズ効果を適用したりするブラー効果
・写真を何千枚もの画像を含むデータベースと照合して、意図された仕上がりを予測する、機能強化された自動写真補正
・暗くなった新しいデフォルトユーザーインターフェース
・破線を含む、強化されたベクター編集機能
・「Premiere Pro CS5」で初登場したGPUベースの「Mercury Playback Engine」と密接に関連する「Mercury Graphics Engine」と呼ばれるテクノロジを利用しており、多くのタスクで、グラフィックスチップの能力を多く活用している
>>CNET Japan [スポンサーリンク]
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