台湾TSMCが今年の設備投資拡大、アップルからの受注に備え
[台北 9日 ロイター] 半導体受託生産(ファウンドリー)世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)(2330.TW: 株価, 企業情報, レポート)(TSM.N: 株価, 企業情報, レポート)は9日、今年の設備投資を拡大し、向こう数年間に台南で、先端技術に3500億台湾ドル(約118億6000万米ドル)以上を投資するとの計画を発表した。
張忠謀会長が20ナノメートルチップ工場第5期建設工事の起工式で述べた。会長は、同工場は第6期も合わせると、年60億米ドルの売上高が見込めるとしている。工場は2014年に量産を開始する見通し。
アジアの半導体メーカーでは、韓国サムスン電子(005930.KS: 株価, 企業情報, レポート)がファウンドリー分野への進出に向けた投資計画を策定している。
米テキサス・インスツルメンツTXN.Nやエヌビディア(NVDA.O: 株価, 企業情報, レポート)などから生産委託を受けているTSMCは、昨年の営業利益率が33.15%、世界のファウンドリー市場で50%強のシェアを握っている。
ノムラのアナリスト、パトリック・リアオ氏は「TSMCとサムスンの主な競争は、アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)がTSMCにA7 20ナノメートルのチップを発注すれば、来年にも起こるだろう」としたうえで、TSMCの投資の一部は、アップルからの受注に備えたもの、と指摘した。 [スポンサーリンク]
張忠謀会長が20ナノメートルチップ工場第5期建設工事の起工式で述べた。会長は、同工場は第6期も合わせると、年60億米ドルの売上高が見込めるとしている。工場は2014年に量産を開始する見通し。
アジアの半導体メーカーでは、韓国サムスン電子(005930.KS: 株価, 企業情報, レポート)がファウンドリー分野への進出に向けた投資計画を策定している。
米テキサス・インスツルメンツTXN.Nやエヌビディア(NVDA.O: 株価, 企業情報, レポート)などから生産委託を受けているTSMCは、昨年の営業利益率が33.15%、世界のファウンドリー市場で50%強のシェアを握っている。
ノムラのアナリスト、パトリック・リアオ氏は「TSMCとサムスンの主な競争は、アップル(AAPL.O: 株価, 企業情報, レポート)がTSMCにA7 20ナノメートルのチップを発注すれば、来年にも起こるだろう」としたうえで、TSMCの投資の一部は、アップルからの受注に備えたもの、と指摘した。 [スポンサーリンク]
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