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「iPod nano」過熱で火災 アップルに賠償命令 東京地裁

携帯音楽プレーヤー「iPod nano」の過熱が原因で火災が発生したとして、東京都内の男性会社員らが販売元のアップルジャパン(東京)に損害賠償を求めた訴訟の判決が11日、東京地裁であった。栄岳夫裁判官は「バッテリーが過熱を起こす欠陥が認められる」として、アップル側に請求通り計約60万円の支払いを命じた。

 男性の「nano」は平成17年9月〜18年12月に販売された初代モデル。経済産業省によると、国内で約181万台販売されたが、バッテリーが充電中に過熱し、火災など重大事故が計16件発生した。アップル側は当初、同省の自主回収の求めに応じなかったが、23年11月以降、製品の無料交換を行っている。

 判決によると、「nano」は22年7月、男性の自宅で充電中に炎を上げて燃え、机などが焼けたほか、男性の妻が手にやけどをした。

 アップルジャパン合同会社広報部は「米国の本社に確認しなければコメントできない」としている。
>>産經新聞 [スポンサーリンク]
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