米フェイスブック、携帯端末向け広告掲載を強化

［サンフランシスコ　５日　ロイター］　米ソーシャルネットワーキングサービス（ＳＮＳ）大手フェイスブック(FB.O: 株価, 企業情報, レポート)は５日、携帯端末向けの広告掲載を強化すると発表した。新たに携帯端末向け専用の広告掲載を認める。

これまで広告主は、フェイスブック利用者に対してパソコン向けの広告掲載はできたものの、携帯端末向けの掲載については同社の判断に委ねられていた。

フェイスブックの広告掲載に関しては、大口の広告主が費用対効果を疑問視し始めるなど、投資家からは同社の長期的な広告収入と企業マーティングとしての有効性に対する懸念が出ており、今回の発表はこれらの対応策とみられる。

同社の広報担当者、アニー・タ氏は携帯端末向けの広告掲載数には限度があるとしたが、実際の数については明言しなかった。

ピボタル・リサーチ・グループのブライアン・ウィーザー氏は、今回の判断が「必要なステップ」とした上で、引き続きユーザーを不快にさせない広告掲載方法を取る必要があると述べた。 ［スポンサーリンク］