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「Google Chrome」最新版が公開に--Retina Displayに対応

「Google Chrome」で表示するウェブページは、AppleのRetina Displayを存分に活用できるようになった。

 これまで、Googleの人気ブラウザChromeは、Appleが先日発表した「MacBook Pro」のRetina Displayに対応していなかった。Retina Displayの解像度は、2880×1800ピクセル(220ppi)。これは、このクラスのノートパソコンの中で間違いなく最高の解像度だ。

 Googleは6月に次の通り述べていた。「Appleは最近、高解像度のディスプレイを備えた新しいノートパソコンを発表した。われわれは、Chromeが高解像度のディスプレイ上で輝くように、Chromeに磨きをかける」

 そして、Googleは米国時間7月31日、最新版のChromeでまさにそれを実現した。

 しかし、Googleはそこで終わらなかった。Chromeは「プラグインがなくてもウェブアプリがカメラやマイクに接続できるようにする」APIを備えるようになった。「getUserMedia」APIは、ウェブ上での高品質なビデオやオーディオの通信を可能にする標準規格である「WebRTC」活用の第一段階だ、とGoogleは話している。

 最新版のChromeではほかに何ができるのだろうか。「実験」だという「Sketchbots」では、getUserMedia APIで「ユーザーが顔写真を撮ることができ、それが線画に変換され、ロンドンのサイエンスミュージアムのロボットに送信される。ロボットは、砂地にユーザーの似顔絵を描く。ユーザーはそれをYouTubeで生で見ることができ、またミュージアム訪問者は、その場で見ることができる」とGoogleは述べている。
>>CNET Japan [スポンサーリンク]
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