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米アップルを含むスマホ10社が超防水技術を一気に採用か

これまで、防水非対応のスマートフォンをジップロックに入れて、お風呂に持ち込んだことがある人もいるかもしれませんが、これからのスマートフォンやタブレットはすべて防水機能が当たり前になるかもしれません。



Patently Appleは19日(現地時間)、米アップルを含むスマートフォンメーカーのトップ10社全てが、イギリスのP2i社が商業化したナノコーティングによる撥水技術を採用するだろうと伝えました。

P2i社は、英国政府の防衛科学技術研究所が開発した技術を商業化する目的で設立された会社です。P2i社が商業化した、電気機器を完全防水化させるナノコーティング技術「Aridion」は、電子機器にナノレベルで特殊なコーティングを施し、その強力な撥水力でスマートフォンなどの電子機器を完全防水化する技術です。

アップルについては、既に、2010年に防水技術の開発に着手していたことが米国特許庁の公開資料から明らかになっています。さらに、アップルがデバイスの端子カバーに関する特許を出願していることが分かり、アップルが防水処理に強い関心を持っていると話題になっていました。

アップルのこの特許は、雨雪や湿気等の水気からデバイスを守る端子カバーの技術で、iPhoneやiPad、MacBookシリーズなどに採用されるのではないかとみられています。

P2iの技術者は、スマートフォンへの「Aridion」技術採用に自信を示しており、スマートフォンメーカーのトップ10社と製品に防水加工を施す作業を進めているとのことです。そして、2013年~2014年後半に、iPhoneやiPadにもその技術がみられるだろうとしています。

ちょうど1年前にも「Waterblock」を開発したHzOがアップルと交渉していると報道され、iPhone 5に防水機能がつくのではないかと噂されていましたがそれは実現されませんでした。

長い間Android勢に先を越されていたiPhoneの完全防水化は、P2iのAridion技術によって間もなく実現するかもしれません。
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