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アップル、次世代iPadにLG製の酸化半導体液晶を搭載?

Patently Appleは21日、米アップルの「次世代iPad」に韓国LG電子の「酸化半導体液晶」が搭載されるかもしれないと、Korea Timesのレポートとして伝えています。



酸化半導体の代表例にIGZO技術があります。IGZOとはインジウム・ガリウム・亜鉛・酸素から構成されるアモルファス酸化物半導体の略称で、IGZO技術を採用した液晶パネルは従来の液晶パネルに比べて高精細化、低消費電力化が実現出来ます。IGZO技術のライセンスはシャープ、サムスン等のメーカーが受けており、国内メディアの報道によればシャープは「第3世代iPad」からIGZO液晶をスペックを落として納入しているとのこと。

レポートによると、LGは有機ELに肉薄するほどの研究予算を「曲がるディスプレイ」と「酸化半導体液晶」にかけるだろうとつたえています。LGの酸化半導体液晶に対する情熱は顕著で、アップルからの受注を目指しているとしています。業界関係者によると、LGの酸化半導体液晶はアップルの次世代iPadに搭載される可能性があるとのことです。

現状、シャープはIGZO技術を採用した液晶を商品化したことにより、他の液晶パネルメーカーに対して大きなリードを得ています。しかしIGZOは他のメーカーにもライセンスされているため、サムスンやLGもすぐにシャープに追いついてくるのではないか、という危惧の声が様々な方面から囁かれていました。レポートにある酸化半導体液晶がIGZO液晶なのかははっきりしませんが、もしそうならシャープにとって強力なライバルが生まれることになります。
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