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Tunesで買った曲を中古販売できるようになる可能性 ―米アップルが特許を取得


CNETは7日(現地時間)、米アップルが自分の購入した楽曲や動画、書籍を他人に売ったり貸したりできるシステムについての特許を提出したと報じています。


この特許は昨年6月に「Managing Access To Digital Content Items」というタイトルで米国特許商標庁に出願されました。

具体的な特許の内容は、コンテンツの購入者はコンテンツにアクセスする権利を他人に譲渡することができ、譲渡人はコンテンツの権利者(レコード会社やソフトウェア開発会社)に対してお金を支払うというシステムです。新しいユーザーにコンテンツへのアクセス権が移ると、以前の所有者はその権利を失う仕組みになっています。

また、この特許はコンテンツの所有者がそれを複数の人間に対して売ることも想定しており、その場合はコンテンツの所有者と譲り受けた人の両方がコンテンツにアクセスできます

譲渡に関する制限についても記載されており、コンテンツの所有者は他人にコンテンツを送るまで1年間の期間が必要であったり、コンテンツの値段を最初の6ヶ月間は10ドルに設定し、その後は5ドルへと変えるというシステムも検討されています。

中古のゲームや書籍などの売買は、その過程において権利者に金銭が支払われないことが問題になっていますが、この特許のように権利者にも支払いが行われるとすれば、権利者にとっては画期的なシステムと言えるかもしれません。
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