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Mac製品の「Retina対応」が進行中 まもなく登場?

ここ数日、Mac製品がRetina対応(HiDPI・高DPI)を前提に開発されている可能性を示すものが次々と明らかになっています。以前からOS Xの一部アイコンなどが巨大化するなど、その兆候がありましたが、次第にその数が増えてきているようです。アップル内部の開発部隊では着実にRetina対応化が進んでいるのかもしれません。

 例えば、先日実施された OS X Lion 10.7.4アップデートに含まれている「テキストエディット」アプリのアイコンもその一つです。

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 右が512×512ピクセルで作成された従来のアイコンです。左が1024×1024サイズで作成された「Retina(HiDPI)対応」を思わせる新しいアイコンです。新しいアイコンを等倍表示させると従来のアイコンではジャギー(ギザギザ)が見えてしまいます。

 この情報を掲載したApple Insiderによると、アイコンのファイルサイズは従来の209KBから1.7MBに増えているとのことです。仮に単なる “気まぐれ” な変更であったとしても、不必要にファイルサイズを増やしたり、画像自体を巨大化させることは処理負荷を高めることになるのでデメリットでしかありません。

 さらに、11日(日本時間)、MacRumorsが伝えた情報によると「Automator」アプリのアイコンも巨大化されているとのことです。

 なお、先の「テキストエディット」アプリでは規定のアイコンサイズとして、16×16、32×32 HiDPI、32×32×、64×64 HiDPI、64×64、128×128、256×256 HiDPI、256×256、512×512 HiDPI、1024×1024 HiDPIの10種類が用意されているとのことです。

 明確にHiDPI用のアイコンが規定されているということは、近い将来、Mac製品がHiDPI対応になる可能性が非常に高いと思われます。

 これらの情報に加え、先の「IvyBridgeはRetinaに対応している」というインテル副社長の発言や、シャープの高解像度IGZOディスプレイ量産化の正式発表、OS X 10.8 Mountain Lionの発売時期や、MacBook Proのリニューアルスケジュールを考慮すると、次期モデルでのRetina(HiDPI)対応も十分に考えられます。

 近いうちにMacを買う予定のある方は、6月11日から開催される開発者向けイベント「WWDC 2012」から目が離せないかもしれません。
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